DAF - Alles Ist Gut

まずはなんの予備知識も無しに↓のジャケットを見てほしい。
http://www.amazon.co.jp/Alles-Ist-Gut-DAF/dp/B00000FY88/sr=1-6/qid=1168706652/ref=sr_1_6/250-9663606-0290649?ie=UTF8&s=music
キワモノですね〜。極まってる。
インダストリアルパンクっていうジャンルらしいです。
ってもよくわからないので、例えるならば、



山崎パンパン工場でパンの素材を機械の中に入れる仕事をし続けて、
気が狂ってしまったおじさんが、
夜な夜な広大な工場を奇声を上げて徘徊している



と形容されるサウンドであります。例え長いですか。

「広大な」ってところがポイントね。
パンクだからってファスト、シャウト、ノイジーだけではないのがドイッチェランド産変態バンドのいい所。

5曲目のDer Rauber und der Prinz (The Robber and the Prince)は、
オルゴールにも似たやさしい音色のシンセに乗っけて、
「デェイホイボーエンダプリェンス、デェイァホイボーエンダプリェンス、デェイホ(以下ずっと)」とささやき続け、
後ろでは鋼鉄のビートが打ち続けられている、という悪夢のような3分半に仕上がっております。


こんな音楽が20年前から存在するなんて!
ドイツ政府はこのアルバムを輸出禁止にすべきだ。
でないと、このアルバムのような国だと思われてしまうぞ。


ハンマービート度数☆☆☆☆☆
でもボーカルが人間味ありすぎだよ度数☆☆☆☆
このアルバムは子供に聴かせたいか?・・・聴かせたくない。