文章作法入門

文章作法入門 (ちくま学芸文庫)

文章作法入門 (ちくま学芸文庫)

大学推薦の課題なので手に取った本なのだが、面白かった。
4時間で読破。


記号の使い方から始まり、構想の練り方で締めるこの本は、世の中に数多ある「文章の書き方」系教養書の中でも基本中の基本を指南した内容であり、例えるなら基礎を固めるためバイエルばかり弾かされるピアノ教室といったところか。ほんとは「いとしのエリー」弾きたいちょいワルオヤジなのに。


特徴としては堅苦しくないことが挙げられる。決してアレは使っては駄目コレだけを使えと厳しく指南するわけではなく、「場合によってはコレもいいんじゃなーい?」と使用例を挙げてくれるので、息がつまらない。