ツンデレって

ツンデレ(以下A)は、対象となる男性(以下B)に好意を抱いているけど、それがバレバレなわけですね。
コミュニケーション、特に恋愛沙汰を「他人の隠している情報を暴きあう情報戦」としてみた場合、あきらかにB優位な状態です。
そしてAの隠している情報(つまり好意)を知るB、というのは、われわれ視聴者に優越感というか胸躍るというかなんというか喜びのバイブレーションを溢れさせるわけです。これをXの感情としましょう。

そして大抵のラブコメ展開ではBが「コイツ、イケるんちゃう!?」と狼になるわけではなく、あくまでAが隠してる情報を所有してなんかいないよという態度を取るわけです。情報戦では優位に立つためには必須の行動です。
そして余裕が生まれるBはコミュニケーションの主導権をAに渡して、受動的優位の立場を得ることができるわけです。そしてAは自分が不利になっていってることを薄々感じながらも、自ら行動せざるを得ない、という行動パターンが繰り返されるわけです。まぁこのパターンを見て我々視聴者は胸躍るというかwktkというかドギバグというかバグってハニーな感情を溢れさせるわけです。これをYの感情としましょう。

そんでAは立場を逆転させるためにBには攻撃的な姿勢をとるわけです。ただ、この攻撃的な姿勢に反比例してデレ度数が幾何学上に跳ね上がるので、そのシチュエーションを妄想したり、そんなシチュエーションに実際なった場合に我々視聴者は(ry。これをZの感情としましょう。


X+Y+Z=ツンデレの魅力